220810マウンドと、斜面に土止めを作りました
- oisotsunagetai
- 2022年8月17日
- 読了時間: 3分
8月10日、参加者4名+見学1名。 今日は、参加者から前回質問のあったマウンド作りと、階段脇斜面に土止めを二つ作りました。 作業したのは穴虫と宝山の境目の峠のところで、そこは穴虫側から絶えず風が吹いていて、汗を滴らせながらも、気持ちよく作業しました。 鍬を入れてみるとだいぶ土が乾いているのがわかります。高田宏臣先生の本に書いてあったように土が単粒構造となっているようでした。ここに水が染み込む構造を作り、菌糸を地中深くまで張らせることで土が団粒化、ふかふかな保水力のある土になるということです。マウンドも土止めも雨水を土に染み込ませる効果があるのです。 マウンドは、階段などで段切りして出た土を、置く場所です。峠となった地形のすぐ下の斜面を平らにして、キワと平らにしたところにドライバーをグリグリ、穴に竹炭、落ち葉を突っ込み、そこに落ち葉や枝を敷き、その上に土をおいていきます。ここには大木となるコナラやクヌギを植えてみます。 峠の手前の階段脇は斜面となっていて、水が染み込まず流れてしまうようでした。ここを放っておけば、上から流れてくる土や折れた枝などがせっかく作った階段に堆積してしまいます。斜面からの流出を防ぎ、ここに水を染み込む流れを作るために土止めを作りました。近くで剪定した枝葉の置き場にもしていきます。 町補助金の窓口になってくれた町職員さんが、酷暑の中、町の補助金がどのように使われているのか、確認に来てくれました。道の入り口でまず驚き、作業を始めてからも驚いていました。やってる私たちはいつものことなので何に驚いてるかいまいちわからなかったのですが、多分いい意味で驚いてくれていたと思います! 前回の作業の後、メンバーが旦那さんや子供を連れて来て、階段を1段ずつ作ってくれました。その旦那さんは、家族がやっている活動を自分でもやって、その活動内容に驚きつつとても興味を持ってくれたそうです。自分も子どもの頃、こんな探検みたいなことをやっていたよ、と。近所の住人が、自分の住んでいるところの山を、ちょちょっとずつ楽しみながら手を入れるって、理想的なことです。こうやって地味に広がっていったらいいなと思いました。 一緒にあちこち繋げていきませんか? つなげ隊の活動参加はこちらからお申し込みください。 https://oisotsunagetai.wixsite.com/my-site-2/contact #大磯古道山道つなげ隊 #大磯町のあちこちを山道でつなげる #大磯丘陵里山歩きマップ #宝山穴虫ルート #つなげ隊 #高田宏臣さんのやり方を参考に #よくわかる土中環境 #つなげ隊 #谷戸川渓谷をきれいにする会





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