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宝山〜穴虫ルート

宝山(東小磯)〜穴虫(西小磯)ルート整備に至った経緯、および整備状況

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2023.3.19

道普請(参加者46名、うち、つなげたいメンバー13名)

沢尻、穴虫地区の農道の道普請、気持ちいい気候のもと、怪我なく無事に終りました!
ご参加いただきました皆様、ゴミ撤去費の募金に協力下さった皆様、本当にありがとうございました。
参加者46名(うち子ども4名、つなげ隊メンバー13名+助っ人峯さん)。
参加者は回覧板を見てきてくださった近隣の方、メンバーが配ったチラシを見てきてくださった方、そして直にお話しした地権者の方々も。あともちろん、小学校PTA仲間も来てくれて、小学生から多分84歳まで老若男女満遍なくご参加いただきました。
ゴミの量は試算よりもたぶん三倍くらい多く!なってしまって、撤去費が足りなそうでどうしようか思案中です。(今日の作業中も、何人もの近隣の方から千円、二千円と寄付をいただきました!)とにかく全部のゴミを撤去すべくこれから奔走します。
そして今回はとにかく70~80代の長老パワーに圧倒されました!「やっちまうべえ」との掛け声でどんどんガンガン作業していきます。ちょっとヤングなチームと一緒に半分埋まってたバイク?を引っ張り出したり、完全に埋まってたドラム缶を掘り出したり…。
かつてここで遊んでいた長老たちが、ここが田んぼだった頃のことを話しながら作業する様子はなんだか胸にグッときました。
竹藪部分は、いつもお世話になってるTさんが事前に竹藪を切ってくれました。ここは投げ捨てられたゴミが非常に多く、とにかくゴミを外に出すのだけで精一杯。切り出した竹を綺麗に積み上げたかったのですが時間切れでした。今月中のつなげ隊の活動の中心はここの片付けになりそうです。
11:30に作業終了し記念写真を撮って解散してから、つなげ隊が一年かけて整備した東小磯に抜ける道を希望者にご案内しました。
皆さん、ここに抜けると思った!とか、ここかぁー!と驚いたり嬉しい反応でした。
その後、残ったメンバーでおにぎりを食べてから集めたゴミを整理してたら新たなゴミを発見!
道の脇に農業用ビニールが大量に埋まってました…。動かしてみるとびくともせず、よくみるとビニールの間から竹が根を張り芽を出していました…。
そこから5人で、途中から隣で養鶏やっているMちゃんたちも加わって約2時間半、このビニールと格闘しました!
この農業用ビニールは、この竹藪にゴミが捨てられてるからこれも捨てちゃえ、と捨てられたのでしょう。きれいに巻いてあるのですが大きくて重く、竹の根を鋸で切りながら取り出しました。だけどそのビニールは切ったところからぼろぼろと粉砕してしまいます。このカケラは雨で流され海に行き、マイクロプラスチックとなるでしょう。「農業やってる人はこれを一度見た方がいい」と、同じ農業もやってる仲間としてMちゃんが言っていたのが印象的でした。
ここの谷戸に埋まっていた大量のゴミは引っ張り出されました。埋まっていたから見た目にはたぶんそんなに変わりません。だけど、ここの谷戸が「やっと息ができたよ」と喜ぶ声がみんなに聞こえていたはずです。
どこかの人が捨てたゴミを別の人が拾うという今回のこの道普請。犯人探しや、誰がやるべきか、という追求ではゴミはひとつもなくなりません。でも無心になって掘り出していると、ああ、こうやってる私たちは、もしこれから悪いことしたとしても(笑)きっと天国いくな、それくらいのこと今日はできたな、というなんとも充実した感覚になってメンバーも家路につきました。
里山には蕗の薹の花が咲き、ノビルが出てカエルの卵が見え始めました。
メンバーや参加してくれた方々から、楽しかった、とても充実していてよかったとの感想も届いています。本当に充実の一日で、この谷戸が再生する第一歩となった道普請でした。
※集合写真は、町長がわざわざ駆けつけてくれてパチリ!ゴミの問題について、お話を聞いてくださいました。
※放棄された農業用ビニールを突き破りながら根を張った竹に小さな筍が…。茹でてみたら立派な筍の味!だけど、皮も普通の筍並みにしっかりしてました
※カエルの卵も!
つなげ隊の次の活動日は3/22(水)です。
さあ一緒にあちこちつなげていきましょう!
つなげ隊の活動参加はこちらからお申し込みください。
https://oisotsunagetai.wixsite.com/my-site-2/contact
#大磯古道山道つなげ隊 #大磯町のあちこちを山道でつなげる #大磯丘陵里山歩きマップ #宝山穴虫ルート #つなげ隊 #谷戸川渓谷をきれいにする会 #高田宏臣さんのやり方を参考に #よくわかる土中環境 #私の道私の山

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2023.3.17

不法投棄ゴミ撤去の寄付金が目標額を達成しました!

皆様にいただいたこのお金を、3/19の道普請で出たゴミの撤去費に充てさせていただきます。本当にありがとうございました!
募金箱でもサイトを通じての寄付、手渡しでもみなさんお金を出していただいた上に、つなげ隊へのお褒めの言葉、感謝の言葉をくださいます。みんな、使われなくなってしまった古道を復活したいんだと改めて感じました。
3/19のゴミの量次第ですが、もしお金が余ったら次のルートのゴミ撤去費に使用させていただきます。
◇ゴミ撤去費試算と寄付詳細◇
◆ゴミ撤去費150.000(目視で算出した廃品回収業者からの見積もりは114.000円。たぶんこれよりありそうなので150.000として計算)
◇寄付金 井上かまぼこ店様
◇グーグルフォーム にて受付分/49.000円
小助川雅人様 小林真奈美様 小田裕様 アトリエ・湘様 大社優子・喜信様 渡辺道子様 木下修司様 I様 H様
◇ししまいマルシェ募金箱/23.012(2/11、3/11)
◇穴虫側入口住宅地の募金箱(農道のご近所の方々)/27440円
寺本様 東保様 牧野様 藤田様
◇その他手渡し/上村佐和子様 ほか
◆寄付合計額…154.452円
+30.000(つなげ隊の助成金残金48603のうち)
合計187.452円
◆今回余る予定の金額(次ルートで使用)34.452
皆様のお気持ち感謝いたします!3/19頑張ります!

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2022.3.27

活動10回目(2名)

雨降った後の作業。1週間前に作った水の道に、水が流れた跡が見られる。

・穴虫側斜面の段切りと青木の剪定、片付け作業。

​たまたま前日に、本土決戦の壕についてお詳しい市原さんと、郷土資料館の方がここにある壕を見に来たと聞いて調べるとすぐに発見!あと数ヶ月終戦が遅くなったらここから砲弾が発射され、集中砲火を受け大磯は焦土と化したかもしれない。大磯はあちこちにこうした第二次大戦の痕跡がある。

2022.3.17

活動9回目(2名)

③の真ん中部分に、水が流れた跡を見ながら水の道を作る。

​穴虫側斜面に段切りして枯れ木と伐採した青木を重ねる作業。

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2022.3.8

活動8回目(2名)

​手付かずだった③の穴虫側斜面を段切りし、そこに、枯れ木と、その上に伐採した青木をまとめて積み重ねる(景観のためと、水が流失しないように)作業。
​また、鈴木たまよさんと今後の整備イメージを共有できたことで進め方の目処がついた。

・③の北斜面は引き続き階段づくりと斜面を段切りした道作り。(梅雨前まで)

・穴虫側斜面、西側斜面は斜面の段切りと枯れ木の上に伐採した青木を重ね、階段状に整備。(梅雨前まで)

・青木が藪となっている中央部は青木の剪定に加え、ぬかるみを除去するために小川づくり。小川は下に石を敷きイノシシが遊ばないような小川を目指す。道部分には丸太で橋を作る。(来季?)
・②は倒れかかっている竹を引き倒し、斜面に重ねておく。できるものは踏んで粉砕。(梅雨明け以降)

​・穴虫側の不法投棄の片付け(秋以降?)

2022.2.27-3.6

活動5・6・7回目(1名)

③の斜面の階段4段目、5段目。ここに倒れている杉材を切って使う。

物置で発見した大型の手曲鋸で切ると倍速で切れる。

②の側溝脇に倒れかかっている竹を引き倒し、踏んで粉砕したり、脇に寄せて倒す。

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2022.2.16

活動4回目(1名)

町の建設課の職員Tさんが来てくれる。町道を、市民団体が整備することで見学。最初に作った階段部分が、Tさんが触ったらグラグラしてしまい、不安そう!
Tさんが帰ってからさっそくくん炭、土、落ち葉、くい打ちして補強。
③の三叉路に上る斜面のところに階段2段目を設置。

2022.2.15

活動3回目(1名)

穴虫側の水たまり部分。不法投棄のゴミがひどい。
・②の階段をくん炭を撒き補強する。
・清水の方からの道の坂を、段切りをして階段状にする。
・穴虫に出るほうの斜面に、試しに階段を1段作ってみる。土がすごく柔らかくて杭がどんどん入っていく。ここの横木には大磯小学校の校庭で伐採された木材(ビワ)を使う。
今後横木は、穴虫三叉路まで、20段くらい(40本くらい)必要と思われる。

 

またこの日は、古墳時代の横穴墓(穴虫横穴墓)を確認!近年までおお参りしていた方がいたような様子。

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2022.2.11

活動2回目(1名)

階段部分の補強と青木の剪定。

​階段部分は、少しゆるくなった感じだがかっこいい。

2022.2.2

活動1回目(3名)

鈴木たまよさんと宝山の整備1回目。町職員iさんも町民として参加してくれる。
側溝脇斜面に段切りして階段を作る。35センチドライバー、シャベル、くん炭、藁、現地で切り出した直径10センチ程度の丸太を使用。

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2022.1.24

活動計画

山道整備の際はぜひ、地球守の高田先生のやり方で、と思っていたことから、地球守メンバーである、鈴木たまよさんに来ていただき穴虫〜宝山のルートを視察してもらう。
・宝山側は、地球守高田先生のやり方で斜面を階段の道にする、南の山側(代官山?)の斜面も段切りをして崩れて来ないように整備すると計画。
法務局で山側斜面の所有者(横浜市K氏、平塚市H氏の2名)を調べて写真案内図とともに「道整備のため所有されている土地斜面を整備したい」旨を書き記し郵送。
〜2022年2月現在Kさんは宛先不明(ビルのため、部屋号数がわからないから?)で戻され、Hさんは返答なし
・穴虫側は不法投棄が多く(農業系ゴミも多い)、ゴミ処理について町に相談してくれるとのこと。

2021.12

調査・報告

これまでに、私有地だった③の所有者の方(大磯町Sさん)を訪問し、整備について了解を得る。若い頃はよく湘南平まで登った、とのことで、山道を整備することに対して好意的。
②の北側で畑作業をされているNさんチームが、側溝脇の道を整備されていた。12月に訪問し、道を通すことについて伝えたが、農作物が盗まれたりしていることから難色を示す。その後、役場のIさんからもコンタクトを取っていただいたことで前向きに検討していただけた。年明けに訪問した際に再び地図などを示して説明したら、整備することには問題ない、通行人による農作物の盗難が心配だが、場所を移すことにしたので、通行するのも構わない、と快い返事。

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2021.4.18

現地視察

法務局での調査により、穴虫地区と東小磯清水を赤道(国有道・公道)で繋ぐことができそうだとわかり、実地調査を2名で実施。

 

道繋げるための作業
・道繋げるための作業はさほど大変ではなさそう。薮状態なのは長くて15メートルほど。(③)倒木も少ない。あとはなんとなく道がある。
・穴虫側の地主さんはほぼ判明している。開通には難色を示している。(不法投棄のため)
・東小磯清水側の地主は未調査


総括
・ここは比較的簡単に繋がりそうで、なおかつ繋がった時の意外性が大きく、最初につなげたい箇所のひとつ。
・薮の地点③を除いて赤道が繋がっている。
・問題は、穴虫側と清水側の地主の了解を取ること(穴虫側は公道だけど)。
・穴虫側の道は西小磯の住宅地に繋がるが、ここは不法投棄が多く、開通の際には片付けないと更なる不法投棄を呼ぶ恐れがある。この道沿いの地主との交渉も必要。

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