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2022.12.21穴虫入口側の古道復活作業

12月21日、参加者11名(うち体験入隊5名)+助っ人1

今日は、昭和の時代に使われなくなってしまった旧道を復活するために、穴虫側の入り口の部分の整備を行いました。道を邪魔する青木を伐採し、斜面を段切りしてしがらを組み、階段をつけました。

階段は、横木に丸太を使用します。丸太は峠の向こうに置いてあるので、階段の段数だけ丸太を運搬しなくてはいけません。でも今日は10人もいるので一人2本ずつ持ってきてもらったら一気に運搬できました!人手多いのありがたい…。

今日の参加者は体験入隊の方が多かったのですが、みんなが階段作りを体験できたと思います。高田宏臣さんの実習を受講したT隊員がちょこちょこと指導して一気に素晴らしい階段が立ち現れました…!!!人ってすごい…。

活動後、初参加の方々に感想を聞くと、本当に道ができたことにとても感動してくれてました。自分の道って感じがするでしょ?誰かを連れてきたくなるでしょ?とだいぶ誘導しつつ聞いたら大きく同意してくれました!笑

つなげ隊を始めたのは、かつて使われていたのに今は使えなくなってしまっている道を復活して地図に載せたかったからです。ちょうどその頃、運良く高田宏臣さんの土中環境を意識した整備の講座を受けることができて、このやり方なら私でも何かできるかもしれない、と思ったのです。講座の後に質問タイムがあり、その時に手を挙げて、高田さんのやり方で大磯の山をよくしたいけど、私一人でもなにかできますか?と質問したのです。そうしたらできます!と力強く言ってくれました。その時にぱっと、まさに道が開けたような気がしたのです。 それまで、大磯の山と海に入って享受してきたけれど、自分がひとりで山に対して何かできる、と思った事は一度もなかったのです。それからYouTubeで高田さんの実習動画を見まくって、見よう見まねでいつもの山道に鍬を入れ、炭を撒いてみました。尾根道の、ちょっと乾いたところにある木の根元に、雨水が浸透することを意識して枝と落ち葉を突っ込んでみました。 鍬を入れた瞬間、枝を突っ込んだ瞬間、自分がこの山を守る人なんだという意識が生まれました。この木がこれからどうなるか見たい、見続けていこう、と思いました。

つなげ隊は、高田宏臣さんの土中環境を意識したやり方で改善していきたいと思ってますが、高田さんのやり方を忠実に実践することが目的ではありません。みんなそれぞれが、その山に対して私の山、私の道、と愛着を持ってもらえることがなによりも大事だと思っていて、その思いで大磯の道をどんどん繋げていけたらいいな、と思っています。

2月から活動を始め4月から仲間を募ってみんなで活動してきた大磯古道山道つなげ隊。立ち上げの年でしたが驚くほど多くの方にご参加、応援いただきました。本当にありがとうございました。

年始は1/11(水)からです。2023年も一緒にあちこちつなげていきましょう!

つなげ隊の活動参加はこちらからお申し込みください。 https://oisotsunagetai.wixsite.com/my-site-2/contact





 
 
 

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